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SAP HANAクラウド導入の迅速化


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作成者:Jake Echanove、ディレクター、システム エンジニアリング - 北中南米、@JakeEchanove

クラウドにより、何百もの(何千ではないとしても)お客様が時間とコストのかかるHANA認定コンピューティング ノードの調達プロセスなしに、HANAの価値を実現できるようになりました。その結果、クラウドはHANAのビジネス ケースを実証するための優れたプラットフォームになりました。SAPは、HANAの採用を促進する新しいツールとパートナーシップを継続的に導入しています。DMO with System Moveは、つい最近リリースされたツールで、お客様がSAP HANAのビジネス バリューを迅速に実現できるようにすることに重点を置いています。

私は、2013年にカリフォルニア州パロアルトのSAPのラボで初期バージョンのDMOに取り組んでいたことを覚えています。どのソフトウェアの初期リリースにも言えることですが、当時のDMOは完璧という言葉からは程遠く、Value Prototypingチームが開発者と常に連絡を取り合ってさまざまな問題に対応する必要がありました。DMOは今や成熟した製品になり、HANAへの何千件ものアップグレード/変換や移行に使用されています。DMOの制限事項の1つは、ターゲット システムが動作している必要があり、データがソースからターゲットにパイプ経由で転送されることでした。このため、別のデータセンターに移動するとき、またはクラウドに移行するときに、DMOを使ってアップグレード/変換と移行の両方を1回のダウンタイムで済ませることが困難でした。

従来の同種および異機種混在の移行では、DBのバックアップか、ファイルへのエクスポートを使用することができました。それから、回線経由で、または運び込むNASデバイスを介してデータをターゲット データセンターに簡単に転送できました。そして、データがインポートされ、システム コピーが完了しました。次のステップは、アップグレード/変換とDMOを使用してのHANAへの移行でした。このプロセスには、アップグレード/変換が伴い、HANAへの完全な移行を完了するのに2段階のプロセスと複数回のダウンタイムが必要になるため、追加のコストと時間がかかりました。

SAPは2014年にこの難題を解決しました。その当時、私はSAP HEC(HANAエンタープライズ クラウド)でクラウド アーキテクトとして働いており、私たちは「DMO to Cloud」という名前の内部ソリューションを紹介されました。約3年間、SAPはある内部バージョンのSUM DMOを使用していました。このバージョンは、ターゲット システムへの直接接続を使用してデータを転送する代わりにデータをファイルにエクスポートすることで、アップグレード/変換とHANAへの移行を1ステップで済ませることができました。これまで、このバージョンはHECへの移行にしか使用できませんでした。SAPは、つい最近SUM 1.0 SP20をリリースし、この機能の名称をDMO with System Moveに変更しました。詳細については、「2377305 - Database Migration Option (DMO) of SUM 1.0 SP20」を参照してください。

私は、この機能がリリースされるのを首を長くして待っています。そして、SAPPHIRE 2017でこの機能がGA(一般提供)されるのを知って胸を躍らせました。これにより、お客様はターゲットのHANA環境の導入にクラウドを活用できるだけでなく、HANAへのアップグレード/変換とクラウド移行を1ステップで済ませることによってタイム トゥ バリューを短縮することも実現できることになります。

Virtustreamは、SAPなどの複雑でミッション クリティカルなシステムのクラウド移行に関する広範な経験があります。SAPはまた、600件を優に超えるHANAの移行と導入も完遂しました。  企業はHANAのビジネス ケースを簡単に実証する方法を求めており、VirtustreamはDMO with System Move機能をフル活用し、お客様が俊敏性を高め、HANAの価値を迅速に実現できるようお手伝いします。

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