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クラウドの5年後:企業導入に膨らむ期待


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クラウドの5年後

クラウドのない世界を想像するのは難しい

2016年を迎えた今、何らかの形態のクラウド サービスを耳にしたり、接触したり、購入したりしたことがない利用者はほとんどいません。現在、私たちの多くはクラウドのメリットを享受しています。音楽を聴く、テレビを見る、教室で学習するなどのごくありふれた生活体験の多くが、ITリソースをオンラインで利用、管理、購入する機能によって改善されているからです。

ビジネスも同じです。企業は今、クラウドの効率性とオン デマンド アクセスをこれまでになく活用して、イノベーションを加速し、コストを削減し、生産性を向上させています。ただし、クラウドより前のその他多くの革新的ソリューションと同様に、クラウドは初期導入段階でさまざまな障害に直面してきました。

市場の行き過ぎた期待を振り返る:「すべて」クラウドで

つい2010年まで、ITアナリスト、ベンダー、お客様は、「クラウドは定着するのか、それともよくある流行りの1つに過ぎず、2~3年で忘れ去られる運命なのか」と問い続けていました。案の定、それからわずか1年後の2011年(Gartnerの「2011 Hype Cycle for Cloud Computing」によると)、クラウドは「過度の期待のピーク」を越えて「幻滅の谷」へとまっすぐ向かうという分析で、この問いへの回答の第一歩を踏み出しました。

当時、批評家たちは、クラウドが私たちの期待に決して応えられない証拠として「クラウド ウォッシング」を挙げました。クラウドはありとあらゆる場所にありました。結局、この「クラウド ウォッシング」は、現実からどんどんかけ離れて行きました。2016年まで話を早送りすると、私たちは、クラウドは定着したと自信を持って言えます。実際、クラウドは、2011年当時の私たちの「過度の期待」に応えているだけでなく、ほぼ間違いなく私たちが想像した可能性を上回っています。結局のところ、私たちはクラウドの可能性を見誤っていたのではなく、単に判断を下すのが早すぎただけだったのです。

もはや「重要でない」データのためだけではない

2016年のクラウドに関する驚くべき現実の1つは、ミッション クリティカルなアプリケーションのためにパブリック クラウド サービスを導入する企業の割合です。ほんの数年前まで、私たちの多くは、パブリック クラウドは素晴らしいものだが、アーカイブやバックアップ、その他の「重要でない」ビジネス データに最適であると思い込んでいました。重要でないデータはデータの「前菜」と見なされ、「メイン コース」(ミッション クリティカルなデータ)は常にオン プレミスに残されました。

ここ数年で状況が大きく変わりました。現在、従来は「オン プレミス」に置かれていたSAPやOracleなどのミッション クリティカルなアプリケーションがパブリック クラウドで効率的に実行されています。実際、最近の451 Groupの調査によると、クラウドで実行されるエンタープライズ ワークロードは、現在の41%から2018年半ばには60%に上昇する見込みです。

過去を思い出して将来の計画を立てる

クラウドに置き換わるオン プレミス ハードウェアと同じくらい、クラウドが普及しているのは事実ですが、「1つですべてに対応する」クラウドは存在しないということを覚えておいてください。実際、現在のクラウドに過度の期待があるとすれば、それはどれか1つのクラウドがITのあらゆる課題を解決する万能薬になり得るというものです。そのため、賢明な企業は、アプリケーションの実行、すなわちビジネスの遂行に直接貢献する属性で業界をリードしているクラウド ベンダーに注目しています。

ここ5年間を振り返ってみると、私たちは、クラウドへのすべての妥当な期待を超える過度な期待のクラウドに確かに非常にうまく対応してきました。しかし、クラウドがその勢いを継続し、前進し続けるにつれ、企業はクラウド プロバイダーを念頭に置いて自身の将来のITランドスケープの計画を立てるようになっています。企業は、手に余るほどの統合されたクラウド プラットフォーム、ソフトウェア、マネージド サービス全体で、業界をリードするパフォーマンス、効率性、柔軟性を発揮できるクラウド プロバイダーを求めています。さらに、クラウド テクノロジーがますます複雑になり、広まるにつれ、企業は、エンタープライズ クラスのオブジェクト ストレージを必要とする複雑でミッション クリティカルなアプリケーションとデータの最も厳格なエンタープライズ要件を満たすクラウド プロバイダーの能力を利用するようになります。そして最終的に、将来企業が必要とするのは、優れた規模の経済性、リソースの柔軟性、エンタープライズのコントロールをお客様に提供するハイパー スケールのクラウド環境を迅速かつ効率的に構築できるクラウド プロバイダーになるでしょう。

現在、これらの機能をすべて提供できるクラウド プロバイダーはほとんど存在しません。例外はDell Technologies企業の1つであるVirtustreamです。Virtustreamは設立当初からまさにこのアプローチを採用してきました。Domino SugarやCoca ColaなどのFortune 500企業がVirtustreamを利用してクラウド環境を構築していることからお分かりのように、Virtustreamはクラウドの過去を理解しているだけでなく、お客様の今後の発展に寄与することもできます。

Justin Augat
ストレージ クラウド マーケティング

Twitter @JustinAugat