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HANAに移行するときの5つの「了解事項」


in ビジネス, クラウド, テクノロジー

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作成者:Jake Echanove、ディレクター、システム エンジニアリング - 北中南米、@JakeEchanove

先日、経営幹部の1人から次のような短いEメールが届きました。

Jake:

あなたの経験から、お客様がHANAとビジネス スイートに移行するときに覚悟すべきことで、「その通り!」と受けとめられる、最も一般的なことを5つ挙げるとすれば何ですか。

それと、それらについてお客様をどのようにサポートすればよいですか。

私は10分ほどかけて次の返信を書きました。

  • サイズ設定:多くのお客様は、Oracle、DB2、MSSQLのデータベースではディスクを簡単に追加できることを知っています。HANAでイン メモリに移行すると、ディスクを追加するコストが大きくなります。さらに、RAMはディスクよりもはるかに高価です。このため、正確なサイズ設定が重要です。
  • メンテナンス、ハウスキーピング(不要ファイル除去)、アーカイブ:サイズ設定の話に戻ることになりますが、移行前に「整理」することでメモリ容量を減らすことができるベーシス テーブルがたくさんあります。多くのお客様は、アーカイブの手間を惜しんで、決してアクセスしない昔のデータを大量に抱えています。これは、ディスク ベースのDBについて後からよく語られる結果論です。これについては、サービスとしてのInfoArchiveが役立ちます。
  • ビジネス バリュー:お客様が、HANAへの移行と認識している期待について、そのビジネス バリューを理解することが大切です。HANAは魔法の薬ではなく、多くの場合、HANAの有効活用にはカスタム コードの修正が必要になります。処理は、アプリケーション サーバからHANAのデータベースに引き渡されます。これを有効に活用するには、プログラムの書き換えが必要になる場合があります。
  • 基本的なアプリケーションの問題:これは私たちがPoC(概念実証)の価値を強調する部分です。お客様は、期待する具体的な結果を示す必要があります。既存の実行時間の長いジョブについて基準となる測定値を取得し、HANA移行後の改善をどこまで期待するか詳しく調べる必要があります。HANAに移行する前にクラウドへのリフト アンド シフトを実行し、その後、パフォーマンス テストを実施することが重要です。これにより、お客様はVirtustreamプラットフォームへの移行に問題がないことと、移行することによって現在の環境よりもパフォーマンスが向上する可能性があることを確認できます。その後、HANAに移行し、同じテストを実施します。 たとえば、ある企業のお客様の環境でDB2のリフト アンド シフトを実施したところ、パフォーマンスが20%向上したことが分かりました。その後、HANAに移行し、オン プレミス環境と比べてパフォーマンスが10%向上したことを確認しました。パフォーマンスに違いがあるのは、この企業がHANAを活用する前にアプリケーション作業を行う必要があったためです。
  • サポート:ほとんどの企業は、HANAのトラブルシューティングと管理に必要な専門技術が社内にありません。HANAを初めて使用する場合、企業はサービス プロバイダーの専門技術に利用することになるでしょう。HANAは伝統的なDBとは大きく異なり、パフォーマンスと機能の問題を特定する専門技術を持つことが旧来のベーシス チームには難しいかもしれないからです。 VirtustreamにはHANA固有のさまざまな問題に関する経験と広範な知識があり、お客様はVirtustreamが提供する専門的なガイダンスを頼りにしています。