事例紹介

ベルリン自由大学の情報システム部門


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ベルリン自由大学は、12の学部と3つの中央研究所から成り、これらの部門が一緒になって、広範な分野で150を超えるさまざまな学術プログラムを提供しています。1948年に設立されたベルリン自由大学は、3種類の資金調達すべてに成功し、ドイツ政府の2012年のエクセレント イニシアティブで認められた11の大学のうちの1つとなりました。

学生と起業家精神との結び付けを図ってきた歴史があるため、IT部門(経営学部の一部で、経営学部はドイツのこの種の学部としては最大級です)は、学生の起業にメリットがあるだけでなく、大学の起業家教育の提供方法も改善されるITインフラストラクチャの実装によって起業家教育を強化することを目的としています。

課題

ベルリン自由大学の情報システム部門は、経営経済学部の学生向けに起業プロジェクトを開発して立ち上げるために、オンプレミスのITインフラストラクチャを使用していました。このインフラストラクチャ(デジタル起業ハブ)は、基本的なWebホスティング アプリケーションの機能を備えており、ベンチャー企業の基盤を構築するために必要なコースとコンテンツを学生に提供していました。情報システム部門は、特定の起業ユースケース向けの革新的なオプションを提供するために、高度な技術のオフプレミスのクラウド プラットフォームを組み込むことにより、現在のオンプレミス インフラストラクチャ機能を拡張することを検討しました。学生とスタッフの両方がどのような形式のデータでも(機密性の度合いに関係なく)快適に作業できる、安全な環境を導入することが同部門に求められていました。 

ベルリン自由大学の情報システム部門は、この目標を念頭に置いて、新しい起業家の育成のデジタル基盤となると同時に、起業家精神を学ぶ学生が実世界でのビジネス開発の理解を深めることができるソリューションを探していました。この他にも、クラウド インフラストラクチャの活用から得られるメリットであるネットワークの拡張をめざす高い目標があったため、情報システム部門は将来的にさまざまなラーニング パスを提供するソリューションを選択することになりました。

ソリューション

オフ プレミス オプションを評価した後、自由大学の情報システム部門は、Virtustream Enterprise Cloudで経営経済学部のインフラストラクチャを実行させるテストに成功しました。Virtustream Enterprise Cloudにより、情報システム チームが必要とするサポートとセキュリティが得られるとともに、一から起業することの実践的な理解を促進するプロフェッショナル クラウド環境で学生が作業できました。Virtustreamの高度なクラウド インフラストラクチャにより、業界をリードするクラウド テクノロジーを使用して、ビジネスに重点を置いたアプリケーションとプロジェクトがどのように動作するかを、部門の学生が直接体験できるようになりました。

クラウド環境で作業する場合のデータ セキュリティは、教育分野のすべての分野にとって重要な要素であり、これは情報システム部門とベルリン自由大学に共通しています。Virtustream Enterprise Cloudソリューションを実装することで、クラウド業界によって世界中で最高クラスと認められているセキュリティ機能セットを活用できるようになりました。情報システム部門は、役割ベースのアクセスや論理的および物理的資産の分離などの業界標準機能から、静止データ、使用中のデータ、動作中のデータを暗号化するより複雑な機能により、Virtustreamを使用すれば信頼できる環境でユーザー データが保護され確実に守られていることを実感できます。

また、Virtustream Enterprise Cloudにより、情報システム部門が仮想マシンを新規事業で利用するプログラムも提供しました。これにより、学生が、デジタル起業の分野で独自のアイデアを開発できるようになりました。

結果

Virtustreamとベルリン自由大学の情報システム部門がVirtustream Enterprise Cloudソリューションを使用することにより、学生が革新的なクラウド テクノロジーを直接操作して、新規事業の立ち上げから起業までを行って、ビジネス バリューを向上させ、プログラムを成功させられるようになりました。

クラウド インフラストラクチャでの運営により新興企業のユースケースで利益を得られれば、情報システム部門の教授達は、Virtustream Enterprise Cloudを活用して、次の段階へと起業家教育を広げられます。Virtustream Enterprise Cloudを使用することで、これらの新興企業は、必要とするマシンの能力、機能、セキュリティを得て、全力で取り組むことができます。

Virtustream Enterprise Cloudで現在実行中のプロジェクトの例に、ByCoKit(ELAP)があります。このプロジェクトは、コンテンツ プロバイダー向けのコラボレーション プラットフォームを使用して、ワークショップ、コース、講義の準備を簡素化するものです。このプラットフォームは、EXIST IVプロジェクト「起業家ネットワーク大学(Entrepreneurial Network University)」から生まれました。BMWi、EU、ESFからの資金提供を受けました。

ベルリン自由大学の情報システム部門の教授達は、クラウド コンピューティングの内部動作についての実践的な教育を通じて、大学卒業後の学生の成功を後押しできるようになりました。クラウド インフラストラクチャの使用は当初は難しいこともありますが、大学における実用的なクラウド使用経験によって、将来に学生が自身の会社や新事業を立ち上げるための適切な道筋を設定できます。


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